公的年金受給繰り下げとiDeCoの活用
日経新聞2020.5.23
2022年4月からの主な改正点は2つ。
1.公的年金の受給を75歳まで延ばせる。(現在は70歳まで)
2.企業型確定拠出年金導入起業でもイデコ併用が可能に。
1.について
例えば70歳受給開始にした場合、81歳11か月まで長生きすれば受給しなかった期間の年金を取り戻すことができ、それ以上長生きできれば繰り下げて得だったということになります。よく聞く話は「早く死んでしまったら、今まで払った年金が無駄になるからとにかく早くもらうつもりだ。」という方。確かにそれは一理あります。しかしながら早く死んでしまって年金が少ししかもらえなかったとしても誰も困りません。むしろ長生きしてお金が足りなくなれば自分が困ります。長生きリスクに備える考え方もアリ!ではないですか?
どちらにしても選択肢が増えるのはいいこと。自分の場合はどう判断するべきか、まずは年金事務所で説明を聞いてみましょう!
2.について
今まで企業型確定拠出年金に加入している方は企業の規約で加入不可となっている場合はイデコを使うことができませんでした。ですが規約変更なしでもイデコ加入が可能に。
こんなイメージ。
イデコは節税になり、運用次第では年金の備えになるもの。対象になる企業に勤めている方は是非加入の検討を!
#iDeCo#年金受給延長#長生きリスク