企業年金記録の確認を!
将来のお金の不安をなくすためにすること、それは自分がいくら年金がもらえるかどうかを知ることから始まります。将来の年金額を「年金定期便」で確認できることは前のブログでお伝えしました。
ところが!!! なんと、「年金定期便」に載っていないものもあるんです!
「厚生年金基金による代行部分」です。
厚生年金基金というのは企業年金制度の1つ。厚生年金とは別物です。厚生年金基金はバブル崩壊後、運用難のため現在ほとんどが解散しています。そのため今、厚生年金基金に加入している人は少ないのですが、過去に厚生年金基金に加入していたという方は多いのではないでしょうか?
2014年3月末までに厚生年金基金を短期間で脱退した「中途脱退者」や同日までに解散した厚生年金基金加入員に対する年金は国ではなく「企業年金連合会」から支給されるんです。
実はたぱこもこの中途脱退者に該当してました!
出産のために1999年に会社を退職しました。
退職時に厚生年金→国民年金の3号への手続きは行ったものの、この企業年金基金については全く頭にありませんでした。年金引継ぎのお知らせが発行されるそうなのですが、私は見覚えがありません。最近になって日本年金機構の年金ネットで確認して判明し、嬉しい驚きでした(^^♪。
月に1万円ほど受け取り年金が増える試算です、一生受給できるものですから大きいですよね!
この基金については65歳の給付時までなんの連絡もありません。
給付時に「年金裁定請求書」が届け出住所に送付され、そこに必要事項を記入し、連合会へ提出して初めて受給できるというものになります。
と、いうことは該当者が企業年金連合会へ氏名の変更(結婚で名字が変わった場合)や住所変更を届け出していない場合、裁定書を受け取れず、年金を受給漏れ!なんてこともあり得るわけです。
こんなもったいなことはありません。
今すぐ、あなたが該当するか確認してください!
確認方法
1. 企業年金連合会のこちらのサイトへアクセスhttps://www.pfa.or.jp/otoiawase/service/index.html
2.基礎年金番号、氏名、メルアド、生年月日等を入力
翌日には該当するかの連絡がメールで届きます。
3.該当していたらすぐに電話で問い合わせしましょう!
私は今、氏名と住所の変更手続き中です。
おそらく私と同じくらいの年代アラフィフで該当する方が多いと思います。
心当たりがあってもなくても、今すぐ確認してみてくださいね。