外貨預金②(購入方法)
今日は外貨の購入方法について説明します。
1. 購入時期
外貨は円高の時だとたくさん買うことができます。
例えば1000円をドルにするとき
為替レートが1ドル=150円の時だと約6.6ドル
1ドル=100円の時だと10ドル
ニュースで伝えられる為替レートの数字が小さくなるほどたくさんドルを買うことができるわけです。ここ5年くらいは1ドル102円から124円の間に収まっています。
要はこのグラフの一番下で買うのがもっとも効率的になります。
2. 購入場所
外貨を買うとき為替レートにプラスして為替手数料というものがかかります。この手数料がくせ者。各金融機関によってぜーんぜん違うのです。メガバンク,信用金庫等の為替手数料は超高いので気を付けてください。外貨定期の金利が高くても、手数料が高いとトータルプラスにはなかなかならないという失敗に陥ります。
例)1000円をドルに換える 公示仲値 1ドル=100円の時
為替手数料1円だと約9.9ドル 為替手数料3円だと約9.7ドル
これ、1000円だからこれだけって思うかもしれませんが、購入金額が大きくなるとバカにできません。
この2点を踏まえると為替手数料が安く、金利の高い銀行や証券会社を利用し、円高の時にドルを買うのが成功への道になります。
では私のドル購入方法を紹介します!
SBIネット銀行を利用しています。
・為替手数料
通常のドル購入でも為替手数料1ドルあたり4銭と激安ですが、積み立てにすると2銭と更に安くすることができます。
・積み立てにすることでドルの購入価格を平準化することもできます。為替相場はどこがそこなのかは誰にもわかりません。一度に買うよりも時間を分散することで高値づかみを避けられます。
・購入頻度を毎日、毎週、毎月など1回500円から設定できます。
・例)「1ドル=110円以下の時だけ購入する」といった高い時には買わないという設定ができます。
積み立てにしておけば毎日為替レートをチェックしなくてもほったらかしでいいのです。そうは言っても1ドル107円台の今、私の実質損益は10万円ほど購入して1000円のマイナスです。私が積み立てを始めたころは110円以上の円安だったのでその時の購入価格が影響しているのでしょう。ただし積み立てを続ける限りこのマイナスはそれほど広がらないし、為替がまた110円台に動けばプラスにもなります。
私はドルを外貨預金①でお話ししたとおり資産として保有するつもりですので為替損益はいちいち気にしてません。逆に、それが気になる方はやめた方がいいですね。
興味を持たれた方、是非500円から始めてみてはいかがでしょう!
#外貨預金