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全世界のGDPと「eMAXIS Slim全世界株式」の中身

2021.4.3日経新聞より
www.nikkei.com

世界の上場企業約4万6000社の3月末の時価総額の集計が発表されました。

テスラやIT企業が上位に並び、アップル、マイクロソフト、アマゾン、グーグル、FacebookのIT企業たった5社だけで世界の時価総額の7%だそうです。GAFAM恐るべし、ですね。

 

そして国別の時価総額比率は下記の通り。

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この円グラフをみて思い出したのが、つみたてNISAで販売上位の投資信託

eMAXIS Slim全世界株式」

こちらの投信は全世界のGDP時価総額加重平均と連動を目指しています。

月次報告書を見てみると現在の国別構成比率を確認することができます。

 

2021.2月次レポート
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組み入れ銘柄にちゃんとGAFAMが入っていますね。

そう、この投資信託を持っているとあなたもこれらの企業のオーナーの一人です。

オーナーとしてはどんどん稼いで企業価値を高めてほしいところですね(笑)

※中国の企業に関しては政治上の理由から組み入れを外されたり、比率が小さくなったりしているので報告書には出てきていません。

 

何が言いたいのかというと、

世界で活躍する企業や地域は時代とともに変化していきます。

それがこの先もアメリカなのか、それとも中国やアジアになるのかは誰にもわかりません。ですが、このような全世界のGDP割合に連動する投資信託を利用すると、自動的にその時の割合に組み替えてくれます。10年後、20年後にその企業たちが入れ替わったとしても投資信託を買い替える必要はありません。私たちはそのまま保有していればいいだけです。

 

1つの投資信託で全世界への分散ができるという機能が好感されてこの投資信託が残高を増やしているんですね。

全世界型の投資信託は他にも

楽天・全世界株式インデックス・ファンド」

「ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)」(新興国の割合が高い)

などもあります。

 

どこに投資したらいいかわからない、そんな方は是非全世界型を検討してみてはいかがでしょうか。